@article{oai:tojo.repo.nii.ac.jp:00000177, author = {福士, 亜友子}, issue = {1}, journal = {柴田学園研究紀要, ANNUAL REPORT OF SHIBATA GAKUEN}, month = {Mar}, note = {保育者にとって、子どもと一緒に歌ったりお話したりする「声」は重要であるが、音声障害など発声の問題も指摘されている。保育者養成校の学生の中には、実習後半には喉を傷めて声が出なくなっている者や、歌唱に自信がない者も多く見られる。学生たちは、歌唱技術とともに、子どもの「豊かな感性と表現」のために歌唱表現を向上させる必要がある。  文献研究の結果、次のような仮説が設けられた。保育者を目指す学生たちの歌唱技術・歌唱表現向上のためには、「感情」に焦点を当てた発声法が適切である。そして、集団指導における個人の状態把握、歌唱の評価が必要である。個人の状態を把握するために、単独歌唱の録音を実施する。その録音をもとに、評価と指導につなげる。これらの仮説をもとに、令和元年度の授業「子どもと音楽」で実践した。  結果、歌の初心者であった多くの学生が、半年間で保育者として必要な歌唱力を身につけ、子どものうたを表現する段階に到達したと考える。また、録音の場において、他の学生の歌唱を温かく見守るという、保育者として必要な資質も芽生えている。}, pages = {1--8}, title = {保育者養成校における歌唱指導に関する考察 ―「感情」に焦点を当てた発声法の実践―}, volume = {1}, year = {2022} }