@article{oai:tojo.repo.nii.ac.jp:00000185, author = {船水, 周}, issue = {2}, journal = {柴田学園研究紀要}, month = {Mar}, note = {段落指導の現状を改善するには、パラグラフの規則性に倣って、段落の主題の統一性と文の結束性に気付かせる工夫が必要である。本来、省略表現や文と文の間にはギャップがあり、意味が通りにくい。意味が通るようにするためには、読み手が想像力でそのギャップを埋めていかなければならない。 また、書き手は、理解を妨げる接続表現の多用を避けるために、文脈による接続にも積極的に挑戦していくことが求められる。明瞭な論理展開は、確かな考え(結論・主張)と、それを支える文の集合体が緊密につながることで可能になる。 有力な方法の一つとして、まず、段落の冒頭にトピック・センテンスを置くこと。次に、接続表現や指示表現、省略表現など、文と文の接続方法を知り、効果的、継続的に使っていく意識が求められる。 パラグラフの要素を段落指導に生かしていく意味もそこにある。}, pages = {19--23}, title = {段落を構成する文の集合体に関する一考察}, volume = {2}, year = {2023} }